「脅迫で訴えられてしまったがどうしたらいいのか。」
脅迫事件で訴えられて今後どうなってしまうのか不安な方へ。
このページでは、訴えられた場合の対応について、民事の場合と刑事の場合に分けて簡単に解説します。
出来るだけ早く脅迫事件に強い弁護士に相談して、事件をスムーズに解決しましょう。
Q 脅迫で訴えられたらどうなるか
民事事件として訴えられた場合、民事裁判がはじまります。民事裁判は、金銭の支払い等を判断する手続です。刑務所に行くこと等はありません。
他方、刑事事件として訴えられた場合についてです。ここでは、「訴えられた」という用語を刑事告訴ととらえます。
刑事告訴に理由があり、また、悪質な事案の場合は、警察が動くことがあります。その後、警察が取調べ等を行います。逮捕等の身柄拘束につながることも否定できません。検察官が、起訴すれば、刑事裁判がはじまります。
Q 訴えられた場合の対応
民事事件の訴えの場合、無視はしないでください。反論しないと、相手の主張を認めたという扱いになってしまいます。
また、民事裁判は、主張・立証をご自身で行う必要があります。裁判官が、主張・立証を手伝ってくれるわけではありません。
そのため、弁護士に相談・依頼されることをお勧めします。
刑事事件の訴え(刑事告訴)の場合、慎重に事件を見極めてください。その際、弁護士に相談することをお勧めします。
中には、民事裁判が大変だから警察に動いてもらおうとするケースがあります。実質、民事事件のような事件の場合です。このような場合は警察はあまり動きません。ですが、あわてて相手の主張を呑むと、後で後悔することがあります。
他方、刑事事件となりそうであれば、急ぎの対応が必要です。そのため、いずれにしろ、早めに弁護士に相談することをお勧めします。
【対応のまとめ】
民事事件 | 訴えへの反論が必要。主張・立証のため弁護士への依頼は重要。 |
刑事事件 | 事件の見極めが必要な場合あり。弁護士への相談が有用。 |