「友人を脅迫してしまった。」
「何度もドタキャンされかっとなって脅迫めいたラインを送ってしまったが、これは罪になるのか。」
友人を脅迫してしまったとお悩みの方へ。
このページでは、友人への脅迫で警察が動くパターンやその後の対応について解説しています。
脅迫事件に強い弁護士に相談して、刑事事件化を防ぎましょう。
Q 友人にも脅迫罪が成立しますか?
友人にも脅迫罪が成立します。ただし、形式的には脅迫罪が成立しても、警察が動くような場合は少ないと思います。
脅迫文言だけがメールで残っている場合には、あまり警察は動きません。脅迫の経緯、その他の関連する事情が重要になります。
たとえば、ちょっとした友人間の喧嘩で、被害者も一時的に頭に血が上り、警察に被害届を出したような場合、警察はあまり動きません。警察が関与するような事件ではないからです。
他方、友人とは名ばかりで、普段からひどい「いじめ」を行っていて、その一環として脅迫が行ったようなケース等では、悪質と判断され、警察が動くケースもあります。
【友人への脅迫】
警察があまり動かない場合 | 脅迫文言だけのケース。関連する事情を考慮すれば、実害がないと判断される。 |
警察が動くような場合 | 脅迫文言だけでなく、その他の関連する事情を考慮すれば、実害が大きいと判断されるケース。 |
Q 友人を脅迫した場合、どう対応したらよいですか?
謝罪することが大事です。また、共通の友人に仲裁をしてもらうことも良いと思います。
弁護士が対応するようなケースは少ないと思います。
ただし、実際に警察が動くようなケースでは、早めに、弁護士に相談することをお勧めします。